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学校教育相談学会第18回夏季ワークショップ

2017年8月4日(金) 09:30〜16:00

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会場 神田外語大学
住所 千葉県千葉市美浜区若葉1-4-1 神田外語大学    地図
料金制度 有料イベント
ジャンル >
タグ 教育 教育心理 生徒指導 教育相談 特別支援教育
事務局 日本学校教育相談学会研修委員会    お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません

イベント詳細

 第18回夏季ワークショップのご案内

第29回総会・研究大会(千葉大会)の前日、8月4日(金)に神田外語大学で、第18回夏季ワークショップを開催いたします。是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。
                日本学校教育相談学会会長       栗原 慎二
                日本学校教育相談学会研修委員会委員長 渡辺 正雄
1 主催 日本学校教育相談学会
2 主管 日本学校教育相談学会研修委員会
3 後援 文部科学省、千葉県教育委員会、千葉市教育委員会、千葉県小学校長会、千葉県中学校長会、千葉県高等学校長協会、千葉県特別支援学校長会、千葉県教育研究会、千葉県高等学校教育研究会教育相談部会、日本学校心理士会千葉支部
4 期日 8月4日(金) 受付 9:00~ 9:30  コース別研修会 9:30~16:00 
5 会場 神田外語大学(千葉県千葉市美浜区若葉1-4-1)
             JR京葉線「海浜幕張」駅より徒歩約15分、バス約5分
             JR総武線「幕張本郷」駅よりバス約8分
6 内容・講師
Aコース「いじめ・対人トラブルの修復的対話の理論と実践」   
講師 : 山下 英三郎 先生(NPO法人修復的対話フォーラム代表)
Bコース「学校における学びのユニバーサルデザイン」
講師 : 佐藤 愼二 先生(植草学園短期大学)
Cコース「不登校セラピーの実践に学ぶ」
講師 : 新井 てるかず 先生(不登校セラピー代表)
Dコース「アクティブラーニングの効果的授業デザイン」
講師 : 高垣 マユミ 先生(津田塾大学)
Eコース「思春期臨床の悪循環を希望に変えるレッスン」
~児童生徒のリソースと未来像を活かすカウンセリング~
講師 : 黒沢 幸子 先生(目白大学)
Fコース「不安への対処力を養う認知行動療法の授業実践」
講師 : 清水 栄司 先生(千葉大学)・浦尾 悠子 先生(千葉大学)
Gコース「統計処理を含めた論文の書き方」
講師 : 岸 学 先生(東京学芸大学)
7 ワークショップ参加費
・会員 6,000円 (事前)6,500円(当日)
・日本スクールカウンセリング推進協議会加盟会員 6,000円(事前) 6,500円(当日)
・学校カウンセラー 3,000円 (事前)3,500円(当日)
・非会員 7,000円 (事前)7,500円(当日)
・学生会員 3,000円 (事前)3,500円(当日)
・学生非会員 3,500円 (事前)4,000円(当日)
※一般社団法人日本スクールカウンセリング推進協議会加盟学会は、日本学校教育相談学会、日本学校心理士会、日本キャリア教育学会、NPO日本教育カウンセラー協会、日本教育カウンセリング学会、日本カウンセリング学会、一般社団法人臨床発達心理士認定運営機構日本臨床発達心理士会で構成されています。
8 定員 各コース40名程度(A・E・Fコースは、残席わずかです!)
9 申込期間 平成29年4月6日(木)~8月4日(金)
10 申込みにあたってのご注意
(1) 8月3日(木)までにお申し込みの方は、事前料金となります。8月4日(金)当日まで受け付けますが、その場合は当日料金を申し受けます。
(2) 受付は先着順です。申込が定員に達した際はご希望に添えない場合もあります。
(3) 申込後のコース変更はできません。
(4) 全日程を受講された方には研修修了証を発行します。
(5) ガイダンスカウンセラー強化研修、学校カウンセラー・学校心理士の更新ポイントに該当します。
11 夏季ワークショップに関するお問い合わせ先
    研修委員会委員長 渡辺 正雄 (携帯電話 090-2541-8338)

第18回夏季ワークショップ・講師の先生方による講座案内

Aコース「いじめ・対人トラブルの修復的対話の理論と実践」
講師: 山下 英三郎 先生(NPO法人修復的対話フォーラム代表)
 多様な個性と背景を有する子どもたちと、教職員、そして保護者など、実に多くの人々の交流がある学校。そこでは、コミュニケーションの齟齬や対立などが生じる可能性が常にある。関係の不調は教育の質の低下につながることから、トラブルを予防し解決する効果的な方法が求められる。修復的対話は、トラブルを平和的に解決したり予防したりする考え方であり方法であるが、世界各地の先住民の間で行われていたトラブル解決法にルーツを有する。その基本は、お互いの尊重であり、人間関係の構築を目的とする。ファシリテーターが対話の進行役を担うのが特徴である。本講座では、修復的対話の基本的な考え方や具体的な方法などについて講義を行った上で、トラブル予防法としてのRJサークルを参加者が実際に体験してもらうことにより、修復的対話を理解してもらうこととする。


Bコース「学校における学びのユニバーサルデザイン」
講師: 佐藤 愼二 先生(植草学園短期大学)
通常学級ユニバーサルデザインは「○発達障害等の配慮を要する子どもには『ないと困る支援』であり、なおかつ、○どの子どもにも『あると便利で・役に立つ支援』を増やし、○その結果として、どの子どもも過ごしやすさと学びやすさが向上する」学級・授業づくりを目指します。通常学級担任による・通常学級担任のための『特別』ではない支援教育モデルです。本講座では、発達障害等による困難さやしんどい想いの疑似体験を交え、『ないと困る』『あると便利で・役に立つ』支援を確認しながら、学級経営や授業づくりのポイントを実践的に検討します。また、『気になる』子どもの保護者とどう連携するのか?という切実な課題も具体的に考えたいと思います。研修の合間には、学級・授業づくりで使える(子どもの集中力を高め、学級の雰囲気を和ませる )『ミニネタ』を入れ、眠気を飛ばしながら、楽しく・充実した一日にしたいと思います。よろしくお願いします。


Cコース「不登校セラピーの実践に学ぶ」
講師: 新井 てるかず 先生(不登校セラピー代表)
不登校は「見捨てられ不安」が引き起こす。家庭で“親子の愛着関係”に問題が生じると、子供に見捨てられ不安が生じる。そして幼小中高と集団組織化されていく学校で、子供は次のような不安を感じる。「集団の中で、自分だけがおかしい、変だ、浮いている、ついていけない。だからこんな自分はみんなから“あいつジャマ、迷惑、嫌い、関わりたくない、話したくない、関心ない、いらない、必要ない”と思われるんじゃないか」。これに耐えられず、登校できなくなるのが不登校の根本原理で、いじめはこの不安を助長する。本WSでは不登校と見捨てられ不安、および完璧主義や自己肯定感など周辺問題の解明ならびに根本解決方法を解説し、抜本的な発生防止策を考えることをテーマとする。


Dコース「アクティブラーニングの効果的授業デザイン」
講師: 高垣 マユミ 先生(津田塾大学)
学習指導要領改訂に向けての答申で「主体的・対話的で深い学び」を促すアクティブラーニングの視点が提起され、教育関係者の間での関心は、近年ますます高まってきています。こうした動向を受け、本ワークショップでは、次の2つの内容に取り組みます。①グローバルな視点から見たアクティブラーニングの目的とは何か。アクティブラーニングを通して子どもたちの「主体的・対話的で深い学び」を促す要素とは何か。②アクティブラーニングを効果的に生かす授業デザインとは、どのような理論や方略に支えられているのか。形式としては、午前中にアクティブラーニングの理論的な解説、実践事例等を紹介します。午後には、グループワークを通じて、アクティブラーニングに関する様々な授業デザインの方略を実際に試していただきます。参加者の皆様に、二学期から早速導入していただけるような方略を、たくさん提供することができればと考えております。


Eコース「思春期臨床の悪循環を希望に変えるレッスン」
        ~児童生徒のリソースと未来像を活かすカウンセリング~
講師: 黒沢 幸子 先生(目白大学)
困難を抱えやすい思春期の子ども達への対応では、教師も親も子ども自身も、悪者探し・原因探しの悪循環に陥りがちです。子どもと大人、コミュニティを活かすリソースと未来像を重視するカウンセリング、つまり解決志向ブリーフセラピー(SFBT:Solution-Focused Brief Therapy)は、解決への良循環をもたらします。SFBTは、「問題志向」から「解決志向」へ発想をシフトさせます。SFBTは、問題や原因に注目するのではなく、クライエントは十分なリソースと強さをもっており、自身の人生の専門家であると考え、その望む未来の状態をクライエントと協働してつくり出していく、肯定、尊敬、安全性を特徴とする効果的・効率的なアプローチです。幅広い領域で効果をあげ、思春期対応や学校臨床にも有用なこの手法を、事例やワークとともに楽しく学んでいきましょう。皆様にお会いできますことを楽しみにしています。


Fコース「不安への対処力を養う認知行動療法の授業実践」
講師: 清水 栄司 先生(千葉大学)・浦尾 悠子 先生(千葉大学)
子どもたちは様々な不安の問題を抱えており、それが学校生活での不適応(問題行動・不登校等)や学業成績の不振につながる場合も多くあります。その解決法として、不安の感情をコントロールする目的で、考え方(認知)や行動のパターンを見直す認知行動療法が、医療機関で実施されています。また近年、学校現場において、学級集団を対象に認知行動療法に基づく指導を行うことで、子どもたちの不安の点数を低減することが実証できています。本ワークショップでは、小学校5~6年生から中学生の児童生徒向けに、学校で行う認知行動療法の授業を実践できるようになるためのワークショップです。小中学校の教諭、養護教諭の先生方をはじめ、スクールカウンセラーや、その他学校現場で子どものこころの教育に携わっていらっしゃる先生方で、学級活動、総合的な学習の時間などに授業実践をご検討いただける先生であれば、どなたでもご参加いただけます。


Gコース「統計処理を含めた論文の書き方」
     講師: 岸 学 先生(東京学芸大学)
 この研修で要請を受けたテーマは「統計処理を含めた論文の書き方」です。統計処理には、データの収集・集計・分析の3ステップがあり、この研修では集計と分析のステップを中心に解説します。集計のステップで重要なのは、データの見方と分析の方向づけをすることです。そして、分析のステップには、記述統計、推測統計、多変量解析の3つの内容があります。いずれの取り扱いも、量的データを用いた研究では不可欠のスキルであり、研修では、それらの考え方やエッセンスについて簡潔に紹介します。さらに、統計処理の結果を論文に著すには基本的なルールがあります。また、論文に著された統計処理の結果からどのように情報を引き出すのかについてもルールがあります。研修ではこれらについても解説を加えます。

 



開催場所

神田外語大学千葉県千葉市美浜区若葉1-4-1 神田外語大学


お申込み


イベントチケット 金額(税込) 状態
日本学校教育相談学会非会員 ¥7,000 終了
日本スクールカウンセリング推進協議会加盟会員 ¥6,000 終了
日本学校教育相談学会学生非会員 ¥3,500 終了
募集期間:2017年4月6日(木) 00:00〜2017年8月4日(金) 09:20

イベントは終了しました



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