2015年9月28日(月) 08:30〜19:00
お知らせ
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【〆切1日延長:22日(火)まで!】
21日現在残席9、9月22日(火)まで〆切を延ばしました。
なお、バス会社への報告・訪問先企業の関係等により申し込みを必須といたします(=飛び入り参加不可!!)ので、ご協力よろしくお願い致します。
当初は経済・経営関係に関心のある学生が参加者の中心になるのかと思いましたが、災害対策・危機管理や食品科学、ツーリズムなど多様な関心のある方の申し込みがあります。様々な視点からの質疑応答が楽しみですね。
また、県大卒業生ともふれあえるチャンスでもあります。就職が気になる方も是非ご参加下さい。
【木村鋳造所:鋳造業のイノベーション事例研究】
日本におけるイノベーション研究のメッカ(?)、一橋大学イノベーション研究センターによる大河内賞受賞イノベーション事例研究「木村鋳造所」が以下のURLにてダウンロードできます。
http://pubs.iir.hit-u.ac.jp/admin/ja/pdfs/file/1076
また日本政策投資銀行の「地域元気プログラム」、つまり「地域ごとの強みや潜在力を活かした成長」を後押しするプログラムにも認定されております。
http://www.dbj.jp/ja/topics/dbj_news/2014/html/0000019214.html
「イノベーション」というと、東京やNY、サンフランシスコ・シリコンバレーなど大都市・巨大産業集積地だけに縁のあるものだと思っている人もいるかもしれません。
しかし、自分たちが生活するすぐ近所にもその題材が転がっている…それこそ静岡県経済の本当の強みだと私は考えております。
その気づきのチャンスを学生の皆さんに少しでも理解して欲しいと当企画を進めました。地元で活躍したい、貢献したい、という学生の皆さんは是非ご参加をお願い致します。
【静岡県 地域別経済指標】
「静岡県の地域経済計算」統計調査が以下のように公表されています。
http://toukei.pref.shizuoka.jp/bunsekihan/data/15-040/documents/gaiyou270324.pdf
今回見学に伺う「志太榛原・中東遠地域」の特徴を統計から見てみましょう。
総生産における製造業比率は50%と最も高く(県全体では30%)、また県内地域別総生産のなかに当該地域の占める割合は約3割とトップにあります。
つまり静岡県の「ものづくり」の中心を担う地域です。
他方、この「ものづくり」中心経済は現在変革を迫られています。志太榛原・中東遠地域の成長率がプラスとマイナスを乱高下している傾向があります。
このツアーでは、安定した持続性ある経済の在り方を考えるうえで、知識の新しい組み合わせ(「新結合」)からどのような革新(「イノヴェーション」)を試行錯誤するか、その現場を観察します。これから就職し、経済活動の原動力となる学生の皆さんにとって、このツアーがよきヒントになれば幸いです。
【ビールと缶】
いまではビールといえば缶が当たり前ですね。
しかし、缶ビールと瓶ビールがシェアを逆転したのは1995年頃であり、それまでは瓶が主流でした。神奈川県立川崎図書館が以下のように各ビール会社や製缶会社の社史から缶ビールの歴史についてのコラムをお書きになっております。大学付属図書館や県立図書館などで各社社史に目を通してみても面白いかと思います。
https://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/materials/sharaku45.pdf
【矢崎ものづくりセンター】
矢崎総業グループは世界43ヶ国に生産拠点をもつワイヤハーネス(自動車の電気部品)サプライヤーです。静岡県牧之原市に設立した、研究開発、生産ライン構築、および人材教育の拠点が「ものづくりセンター」です。
http://www.ypmc.co.jp/projects/stories/story02/p5/
進出先の国としてはベトナムやカンボジアといった新しく発展が期待される国々もあります。経済開発と国際経営戦略の関係についてご関心をお持ちの学生のみなさんはぜひこの機会にいろいろ質問を。
【木村鋳造所と世界遺産】
(文系)学生の皆さんは「鋳造」といってもピンとこないと思います。
このほど世界遺産登録された韮山反射炉。
そこで造られた大砲を忠実に復元したものが韮山反射炉前に置かれているのはご存じでしょうか。
じつはこの復元には木村鋳造所の研究と技術が活かされています。
http://www.kimuragrp.co.jp/cast_talk/index4.html
詳しくは上記ホームページをご覧ください。
ほかにも富岡製糸場設置機械の復元などにも木村鋳造所の知識・技術が活かされています。
参加者まだまだ募集中!
まだ13人分空席がございます(9月4日現在)。
特に経営情報学部生や経済経営系を専攻している学生の皆様には、ぜひお誘い合わせの上参加を!
見学先工場はいずれも業界や専門家から注目されているところであり、海外からも視察に来られることもあります。
地域経済や産業発展の将来、イノベーションについて深く考えたい学生の皆様、参加をお待ちしております。