システム思考×まちづくり×医療・介護・ヘルスケアセミナー

■日　時：7月17日(祝・月)13：30～17：30（受付13：15～)
※セミナー終了後に、希望者で会場近隣で懇親会を開催予定(予算4000円程度の予定。当日会場にてお支払いください)
■場　所：大津市市民活動センター
■参加費：1000円（当日会場にてお支払いください）
■内容(予定)：
13:30～14:30  Learning
「システム思考」を学ぶ〜医療・行政の現場から、まちづくりをシステムデザインする〜

14:30～17:30  Workshop
「〇〇をシステムデザインする」(テーマは当日発表します)

システム思考って知ってますか？
ＩＴ系の用語じゃないの？ほら、システム系の仕事してる人でＳＥ（システムエンジニア）とかいるしー、って思ってる人もたくさんいると思います。
それも確かにシステムの一つではあるんですが、システムってＩＴ系のことだけじゃないんです。
実はこの世のほとんどのものがシステムと言えるんです。
それぞれの間に何らかの相互作用がおこる関係性があれば、それは全てシステムです。

とまぁ、そんな抽象的なお話はセミナーに参加いただいてご理解いただくとして、まちづくりってたくさんの関係者(ステイクホルダー)がいますよね。
行政やＮＰＯ、事業者、もちろん市民一人一人もみんな関係者です。
そしてみんなそれぞれの立場でいろんな活動をしています。
では、私たちが住んだり、働いたり、活動しているこのまちをシステムとしてとらえたときに、それぞれの関係者はどんな機能をもって、お互いにどんな相互作用をおこして、どんな関係性を紡いでいると思いますか。

少子高齢化社会、相対的貧困、ワークライフバランスなど社会には様々な難しい課題があって、一人の力でこれを解決したり、困っている人を支えていくことが難しい世の中になってきています。
そこで、目的を共有して、目的達成のために役割を分担して、協力してやっていこうよっていう「協働」の考え方が広がってきています。
でも「協働」って、実際どうやるの？どうやって役割分担するの？目的ってどうやって共有するの？
「協働」って、いろんな人の立場や利害関係もあって、やろうと思ってもなかなか難しいもんです。

今回は、医療・介護・ヘルスケアの分野をとりあげて、「協働」でまちづくりをしていくための重要な考え方となるシステム思考を一緒に学んで、それぞれの現場で実践につなげていけたらと思っています。そして、一緒にまちのことを考える時間や体験を共有しながら、それぞれが抱える課題や考えに共感して、これから一緒に何かできそうな仲間を見つけられる場になったら、そんな思いでこの学びの場を企画しました。

システム思考って難しそうだけど、なんとなく興味あるなっていう方。
まちづくりの活動をやってるけど、違う分野の人とも話してみたいなっていう方。
企業で働いてるんだけど、システム思考、まちづくり、医療、介護、ヘルスケアのキーワードに引っ掛かりを感じるという方。
なんだかよく分からないけど、面白そうかもって思ってくださる方。

多業種、多分野、多世代大歓迎！
みなさまぜひご参加ください。
海の日に琵琶湖の湖畔でお待ちしております(^-^)

■講師・ファシリテーター：
藤本 智裕（ふじもと・ともひろ）
池田市役所 にぎわい戦略室 地域活性課 課長
前 市立池田病院 経営企画室 室長
1997年大学院知能情報工学研究科を修了し、重工業メーカでの制御系SE、公共系SE・PMを経て、2003年より池田市役所に入庁。市立池田病院にて情報システム室、地域医療連携室、経営企画室等を担当し、2016年4月より現課にて地域経済の活性化、地方創生に取り組んでいる。
著書（共同執筆）として、医療プロジェクトマネジメント（篠原出版社）、電子カルテ導入ハンドブック（MEDIS-DC）、医療情報の安全管理のための監査実践ガイド（iMISCA）。
日本医療情報学会認定の上級医療情報技師（関西医療情報技師会世話人）、医療情報システム監査人MISCAを保有。