東京ラカン塾精神分析セミネール Radiophonie 読解
2017年5月19日(金) 19:30〜21:00
Lacan の1970年のテクスト Radiophonie の解説
会場 | 文京区民センター 2C 会議室 |
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住所 | 東京都文京区 本郷 4-15-14 文京区民センター 2 階 地図 |
料金制度 | 無料イベント |
ジャンル | > |
事務局 | 東京ラカン塾 お問合せ ※当イベントは上記の事務局によって企画・運営されており、(株)こくちーずは関与しておりません |
主催グループ | 東京ラカン塾 |
イベント詳細
引き続き,Lacan の1970年のテクスト Radiophonie を解説します.今回読解するのは,第三の質問に対する Lacan の答えです.
質問者は,第一の問いで精神分析と言語学との連関について問いました.次いで,第二の問いで,当時の structuralisme の「流行」の文脈のなかで,民族学と言語学と精神分析とに共通しているかに見える structure[構造]の概念について問いました.
そして,今回,第三の問いにおいて,質問者は,再び言語学に戻って,Jakobson と Lacan がともに特権化していると思われる métaphore と métonymie について問うています.
一見すると,精神分析においても,言語学や民族学においてと同様,最も基本的な「構造」はふたりまたはふたつの当事者の間の communication にかかわるものであるように思われます.しかし,言語学や民族学が経験科学であるのに対して,精神分析はそうではありません.それがゆえに,Lacan が精神分析に関して思考する構造の概念は,言語学や民族学で言われる「構造」とはまったく異なるものです.
今回も,如何に Lacan が métaphore と métonymie の用語によって修辞学や言語学におけるのとはまったく異なるものを思考しているかを見て行きましょう.
我々が準拠すべきは,Lacan が精神分析の基礎に据えた否定存在論 (l'ontologie apophatique) と存在論的トポロジー (la topologie ontologique) です.
東京ラカン塾精神分析セミネールへの参加のためには,事前の申込や登録は必要ありません.参加費は無料です.
テクストは各自用意してください.わたしの DropBox からフランス語原文,英訳,日本語訳,音声ファイルを download することができます.
会場は,いつものとおり,文京区民センター 2 階 C 会議室です.
東京ラカン塾主宰,精神分析家,小笠原晋也
開催場所
文京区民センター 2C 会議室(東京都文京区 本郷 4-15-14 文京区民センター 2 階)
お申込み
イベントチケット | 金額(税込) | 状態 |
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